ANTARES' HSP拡張プラグイン基本セット
00.05.13〜カウンタ

動作環境
Windows95以降
HSP Ver. 2.5以降
特長
 HSPでできないことをできるようにするというよりは、主としてHSP標準命令の補完的な意味合いの強い命令を収録しています。作者がこれまでHSPスクリプトを書いていく間によく使ったサブルーチンを命令化したものと、こんな命令がほしいと思ったものを作成しました。

主な機能
  • 文字列処理
    • 16進→数値変換
    • 数字列の3桁ごとにカンマ(,)を挿入
    • 右寄せのための桁揃え(メモリクリアとしても使えます)
    • 分割(CSVデータやcmdlineに入っているパス名を簡単に分割できます)
    • 複数種文字の検索・読み飛ばし
    • 行番号の取得
    • 文字列の縦横のドット数取得
    • 文字・文字列の検索
    • 文字列のソート(並べ替え)
    • 置換・挿入・削除・抜き出し(検索の延長としての置換処理はありません)
    • 文字列中の任意の位置の文字が全角文字下位バイトか判定
    • クリップボードの文字列の読み書き
  • ファイル・フォルダ
    • 長いパス名への変換
    • フォルダの削除
    • ファイルが書き込み可能か調べる(実行終了したかの判定にも使用可能)
    • 複数ファイル選択ダイアログ
    • デフォルトつきフォルダ選択ダイアログ
    • デフォルトつきファイル保存ダイアログ
  • 時刻
    • ミリ秒単位の時刻の取得
    • 年月日から曜日を得る
    • 日付・時刻と秒数の相互変換
  • オブジェクト
    • 複数選択リストボックス(クリックごとに選択/非選択切替)HSP3非対応
    • オブジェクトやウィンドウの無効化・非表示
  • ウィンドウ
    • ウィンドウの最小化(bgscr対応)
    • 多角形ウィンドウ
  • その他
    • バイナリ検索・16進ダンプ
    • 自分のアイコンの表示
    • peek・pokeの32ビット版
    • 絶対値・平方根・べき乗の計算(すべて整数演算)
    • 変数の内容の交換
    • デフォルトつきカラー選択ダイアログ
    • タスクバー以外の領域の座標を得る
    • 配列の検索・並べ替え
    • 文字列・配列のデータを保存したままの変数容量再確保HSP3文字配列非対応
    • 共有メモリの読み書き
    • システムカラーの取得
  • etc.

ANTARES' HSP拡張プラグイン基本セット Ver. 1.28のダウンロード(208kバイト)

改版履歴
Ver. 1.28  22.6.27
  • chkwin命令で引数に読み飛ばし数を追加し、実際のウィンドウ名をrefstrに返すようにした
  • actwin命令でスイッチに0を指定した場合、アクティブにならない場合があったのを直した
  • fcopy命令でコピー先にファイル名を指定できるようにした
  • getdir命令で、フラグに1を指定した場合、パスに変換できないものを選ぶと、OKボタンが無効になるようにした
  • binsearch命令で、文字列キーがみつからなかった場合の結果変数の値を変更した
  • search命令を追加した
  • getlineで、開始位置の上限チェックを省いているせいでひどい目にあったので、上限チェックを復活した
  • dividex,strgetl,strputl,straddlのヘルプで、第1パラメータに配列の要素が指定できることを書き加えた
  • logintのサンプルを書き換えた(真数にカンマを打った)
Ver. 1.27  14.12.24
  • logint命令(整数対数)を追加した
  • HSP2版swapで文字列の場合、最後の1バイトが文字化けする場合があったのを直した
  • win32APIのバグにより、LongPath命令が64ビットOSでエラーを返す場合があった(¥Windows¥System32¥drivers¥etc¥hostsが見つからない)のを回避した(getdirで¥Windows¥System32¥drivers¥etcフォルダが表示されないのは回避不能。selfiles, savedlgではファイル名欄に¥Windows¥Sysnativeと入力し、Enterキーを押してdrivers以下を探せばみつかる)
Ver. 1.26  12.11.10
  • 文字変数のswapでワーク変数のサイズが足りなかったのを直した
  • boxsolidがbgscrに表示できなかったのを直した
  • chkhspverをインクルードファイル内で実行するようにした
  • actwin命令にウィンドウを確実にアクティブにする機能を追加した
  • error・drawiconをHSP3に対応させた
  • HSP3で「DLL呼び出し失敗」ではなく「パラメータ異常」等のエラーが出るようにした
Ver. 1.25  09.08.17
  • selfiles,savedlgで初期ディレクトリがカレントディレクトリにならないバグを修正した
  • HSP3用のサンプルスクリプトを同梱した
  • すべてのサンプルスクリプトについてHSP3での動作確認を行ない、比較的簡単に対応できる命令を対応させた
  • chkhspverをHSP3で動くようにした
Ver. 1.24  07.05.06
  • とりあえず、HSP3で使えるインクルードファイルを同梱した
Ver. 1.23  06.08.30
  • 共有メモリ関連命令の仕様書に情報を追加し、サンプルを修正した
  • サンプルにmlbfont.asを追加した
  • GlobalUnlock()のエラー判定が誤っていたのを直した(remdim,freemdim,getclipstr,getcliplen)
Ver. 1.22  04.12.29
  • fcopy命令(タイムスタンプを変えないファイルコピー)を追加した
  • dellast命令で、全角文字上位バイトの値も指定可能にした
  • addlast命令(最後が指定文字でなければ追加する)を追加した
  • rename,deldirの各命令の第1パラメータを文字変数でなくてもよいようにした
  • boxsolid命令で、負数に対応した
Ver. 1.21  04.12.10
  • dellast命令(最後の文字の削除)を追加した
  • strtrunk命令(最後の文字コードまで抽出)を追加した
Ver. 1.20  04.07.16
  • dispchg命令にパレットモードにするフラグを追加した(ただし、作者の環境ではstatが1になり、変更できません)
  • strchk命令(文字列に含まれる文字のチェック)を追加した
  • getcliplen命令(クリップボード文字列の長さ取得)を追加した
  • boxsolid命令(立体的な矩形を描く)を追加した
(一部略)
Ver. 1.00  00.05.13
  • 初公開

関連リンク
LCC-Win32 Windows用Cコンパイラ──C++コンパイラではありません
商用でなければフリー(free for non-commercial use)ということです。
LCC-Win32でHSPの拡張プラグインを作ろう  LCC-Win32を使ったHSP拡張プラグインの作り方を解説しているサイトは、なくなってしまったようです。しかたがないので、私が書きました

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