ウルテク解説

 久々にULTECHシリーズをプレイしたら、けっこう忘れていて、思い出すのに苦労したので、完全に忘れてしまわない内に記録に残しておこうと思います。なお、総てMSX2版のネタです。MSX版では、できるものとできないものがあり、しかもMSX版独自のウルテクもあるようです。
ナイフ持ち上げジャンプ
 これは、デモでも見られるので知っている人も多いと思います。アイテムを持っているとジャンプできませんが、目の前の石などに向かってナイフを投げ、ナイフが落ちる直前に石の上にジャンプすると、ナイフを持ち上げることができます。もちろん、ブーメランでも同じ。

ハシゴはみ出しアイテム取り
 これもよく知られているもの。ハシゴのすぐ下にアイテムやソウルストーンがあるけど、ハシゴが途中で切れているため、取ると落ちてしまうように見える場合、少しずつ降りると、ハシゴから落ちずにアイテムやソウルストーンを取ることができます。

天井歩き
 これも、知っている人はよく知っているでしょう。画面上端からフロアの上にジャンプすると、上端のフロアの上を歩くことができ(姿が見えない)、さらにジャンプすると、フロアを突き抜けて落ちて来ます。ただし、フロアの厚いところでジャンプすると壁の中にはまって動けなくなるので注意。また、歩き続けて上端にフロアがないところまで来ても落ちます。

ロックロール対策
 これもよく知られています。  後ろは壁で退路がないのに前からロックロールが迫ってくる。ナイフもないので絶体絶命。でも、大丈夫です。ロックロールが1キャラ分の距離まで来たところで上にジャンプすると、ロックロールの上に載ることができます。ただし、タイミングが多少難しくて、早すぎても遅すぎてもいけません。
 安心したのもつかの間、逃げ場がないのでロックロールが動き出せば死あるのみ。でも、大丈夫。反対側の壁で同じことをやればいいのです。それにもう1つ、ロックロールに載ったままでも、ロックロールが動き出す直前にジャンプすればいいのです(左右を見回している間は載ったままでOK)。
 さらに、ロックロールが消える場合なら、ジャンプすら必要ありません。ロックロールは3回フロアやナイフ等にぶつかると消えます。ただし、ハシゴや空間を落ちた場合は1から数え直しです。

消えるハシゴ・消えるフロアを消さない方法
 どちらも2回通過すると消えますが、途中からジャンプして外へ抜けると通過としてカウントされません。ハシゴの場合、昇りは左右にジャンプしてフロアの上に昇り、降りは上にジャンプして落ちればいいのです。ハシゴの途中でジャンプするには、いったん横に進む必要がありますが、単に空間があるだけではダメで、足場となるフロアや石などが必要です。この技は、ULTECHシリーズでも多用しています。
 また、ハシゴの場合はジャンプしなくても、途中の床を利用して横移動でハシゴから離れれば、やはりカウントされません。
 さらに、降りの場合には、もう1つ方法があります。ハシゴを降りきる直前で横に移動すると、なぜかカウントされないのです。
 消えるフロアの方にも別のやり方があります。すぐ先に回転扉や一方通行扉があって扉の向こうに行ける場合は、歩いて通っても通過とはカウントされません。
 また、ハシゴを昇りきったところのすぐ上がフロアの場合、何度昇りきってもなぜかカウントされません。
 最後にもう1つ。ハシゴのすぐ上に消えないハシゴがある場合も、何度昇りきってもカウントされません。

壁登り
 縦に1個おきにフロアが並んでいる場合、この壁は登ることができます。
 右にある場合は簡単。右キーを押しながらジャンプすれば、壁にとりつくことができ、後はジャンプを続ければてっぺんまでいけます。
 左にある場合は、壁にとりつくのがなかなかうまくいきません。壁から半キャラ分(フロア1個分)離れてジャンプするのがコツです。

壁抜けジャンプ
上も左も空間で左上にフロアがあるとき、左上にはジャンプできないはずですが、うまくやればジャンプできてしまいます。これを利用して、取れるはずのないところにあるアイテムを取れたりするのです。左キーとスペースキーを同時に押すのがコツです。左キーが早すぎるとフロアの下に潜ってしまってジャンプできませんし、スペースキーが早すぎると上にジャンプしてしまいます。
 また、ジャンプ等によって頭がフロアと重なってしまった場合、そのフロアのすぐ上が空間ならジャンプすれば、上のフロアに行けます。

壁抜け
 一方通行扉の先にフロア(壁)があっても、そのまま進んでフロアの中に入ってしまいます。ただし、フロアを通り抜けられず、下へ落ちることもできない場合は動けなくなってしまうので注意が必要です。

空中歩行
 一方通行扉や回転扉を通り抜けた場合、扉のすぐ先に穴があっても落ちません。

突然壁を消す
通過すると現れる突然壁。でも、これが現れるところに石を置いてから通過し、突然壁が完全に現れてから石を押すと、石と重なっている部分の突然壁が消えます。

石抜けジャンプ
 上から落ちてきた石と半キャラ分重なった場合、ジャンプすれば石の上に載ることができ、本来通れないはずの狭い空間を通ることができたりします。

石の透明化
 石と消えるハシゴを重ねてハシゴを消すと石が通り抜けられるようになります。
 また、右端と左端がつながっているところで石を右端に置くと、左端から右端へ抜けるときに限って石を通り抜けることができます。ただし、ディスプレイにテレビを使っている場合、右端に置いたつもりでも、右端まで行っていません。もう1回押して半キャラだけ見えている状態にしてください。

半キャラジャンプ
 普通はジャンプすると1キャラ分ジャンプするので、半キャラだけ上にあるアイテムを取ってしまいますが、うまくやればこのアイテムを取らずにジャンプすることができます。右に飛び降りた直後の状態であり、左に高さ半キャラ分のフロアがあることが条件です。ここで、左キーとスペースキーを同時に押せば、半キャラだけジャンプして左のフロアの上に載ることができます。多少難しいので、1回では成功しないと思います。

ハシゴの途中(横)にあるフロアを壊す方法
 普通、ハシゴの途中にある壁をハンマーやドリルで壊すことはできません。ハシゴや床の上に載っていなければならないのです。ところが、一定の条件が満たされていると、ハシゴの途中のフロアを壊すことができます。
 早い話が、ULTECH3の左下隅のあたり。まず、準備として石を右端から半キャラ離れたところに置いておきます。それからハンマーをとってフロアから半キャラ上の位置まで降り、左端から右端へ抜けます。右端で石にひっかかってそれ以上進めませんが、それでいいのです。この状態から右へ進むと、壁を壊すことができます。

厚いフロアを抜ける
 天井歩きのところで、天井でジャンプしてもフロアが厚いと動けなくなると書きましたが、下端から落ちて上端の厚い壁に落ちた場合も同様です。ところが、ハシゴから下に降りた場合のみ例外で、普通なら止まってしまう厚さの床をすり抜けてしまいます。

落下中にアイテムを取る
 →キーとスペースキーを同時に押してジャンプした後、フロアから落ちると、背中の側にあるアイテムを取ることができます。ただし、同時押しジャンプがうまくできたかどうかは落ちてみるまでわからないので、何度もやっておくといいでしょう。

消えるフロアの特殊な消し方
 宙に浮いている消えるフロアの左右の端で行ったり来たりすると、消えないフロアから降りずに消すことができます。
 また、消えないフロアの両端半キャラ分にフロアが載っていて通過できない場合でも、半キャラジャンプを二度成功させると消すことができます。

消えないはずのフロアが消える
 ULTECH4の前半は、ウルテクというよりウルトラトラップなので、1つずつ解説します。
 通常、消えるハシゴは通過するとカウントされるわけですが、半キャラはみ出して振り向いただけで、カウントされることがあります。冒頭のトラップはこれを応用したもので、1回目の通過時に壁抜けジャンプして、カウントされないようにしなければなりません。

消えないはずのハシゴが消える
 2つ目の消えるハシゴは、いちばん下の隣にフロアがあるため、降りきることがなく、降りに関する限り通過とはみなされないはずです。ところが、普通にプレイすると、最初に昇りきったところで消えてしまいます。これは、隣の消えないハシゴが影響しているようです。消えないハシゴについて、「消えるハシゴを消さないウルテク」を使えば、消えません。消えないハシゴを昇りきるのも禁物です。

ハシゴの横移動ができない
 横に一列に並んだハシゴは、普通に渡ろうとすると落ちてしまいます。ハシゴの上を通ればいいわけですが、ULTECH4では、それでは渡れないようになっています。正解を書くと、半キャラ分だけハシゴを降りて渡ればいいのです。ハシゴが目の位置になるようにするのがコツです。

穴から飛び降りられない
 スコップで穴を掘ったのに、そこに飛び込むことができません。
 右へずっと進んで壁に向かって足踏みしてから飛び込むとうまく行きます。

消えるフロアが消えない
 次は二者択一です。一方は消えるフロアを消すことができますが、他方はいくら頑張っても消すことができません。

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