スタートレック
99/09/18〜カウンタ

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スタートレックについて

 スタートレックは、まだ、パソコンという言葉すらない頃、マイコン少年の憧れだったSFシミュレーションゲームで、同名のTVドラマ(初放映時は「宇宙大作戦」)をゲーム化したものです。プレイヤーは宇宙戦艦エンタープライズ号を操り、一定期間内にクリンゴン戦艦をせん滅します。

動作環境

パソコン:MSX2
RAM  :32K
VRAM  :128K

ゲーム画面

画面写真小 上から順にギャラクティックマップ・メッセージ領域・短距離センサー領域・情報領域の4つに分かれています。

ギャラクティックマップ
宇宙全体のマップです。
宇宙全体は8×8=64のクォドラントに分かれ、1つのクォドラントの情報が3桁の数字で表示されます。
113
││└星の数
│└─宇宙基地の数
└──クリンゴン船の数

ただし、行ったこともなく長距離センサーでセンスしたこともないクォドラントについては、「***」と表示されます。
※長距離センサーは、常にエンタープライズの周りの 3×3のクォドラントの情報を取得し、その結果がギャラクティックマップに表示されます。

メッセージ領域
システムからのメッセージとプレイヤーの入力が表示されます。

短距離センサー領域
エンタープライズがいるクォドラントの情報を短距離センサーでセンスした結果が表示されます。1つのクォドラントは8×8=64のセクターに分かれ、各セクターに何があるかが表示されます。表示内容の意味は次の通りです。
  • E:エンタープライズ
  • K:クリンゴン戦艦
  • B:宇宙基地
  • *:星
  • ・:何もないセクター


情報領域
以下のデータが表示されます。
  • 宇宙暦   :現在の宇宙暦
  • 残りの年  :これが 0になればゲームオーバー
  • クリンゴン :これが 0になればゲームクリア
  • クォドラント:エンタープライズがいるクォドラントの座標
  • セクター  :エンタープライズがいるセクターの座標
  • 状況    :「平穏」「戦闘体制」「ドック入り」のいずれか
  • エネルギー :これが 0になればゲームオーバー。宇宙基地で補給できます。
  • 光子魚雷  :宇宙基地で補給できます。

コマンド

何も入力せずにRETURNキーを押すと、コマンドの一覧が表示されます。

  1. :ワープ
    ワープします。移動先をセクター単位の相対座標で指定します。8セクターが1クォドラントになります。移動距離に応じてエネルギーを消費します。また、1回ワープするごとに1年が経過します。

  2. :フェーザー砲
    フェーザー砲を撃ちます。星の陰のクリンゴンもやっつけることができます。
    また、一度に複数の敵を攻撃できます。
    使用するエネルギー量を指定します。
    指定されたエネルギー量とクォドラント内のクリンゴンの数および個々のクリン
    ゴンのエンタープライズとの距離によって与えるダメージの大きさが決まります。

  3. :光子魚雷
    光子魚雷を発射します。一度に一隻のクリンゴンをやっつけることができます。
    エネルギーを消費しません。
    発射する方向を相対座標で指定します。一方が0なら他方はいくつでも同じです。例えば、(1,1)と(2,2)も同じです。
    発射された魚雷は、クリンゴンか星か宇宙基地にあたるか、クォドラント外に出るまで直進します。星や宇宙基地にあたった場合、破壊されます。宇宙基地を破壊しないように注意してください

  4. :ダメージレポート
    敵の攻撃や宇宙嵐によってダメージを受けた機構があれば、直るまでの年が報告されます。時々ミスタースポックが新しい技術を開発して、報告された年より早く直ることがあります。
    ダメージを受ける可能性のある機構は次の通りです。
    • ワープエンジン
    • 短距離センサー
    • 長距離センサー
    • フェーザー砲
    • 光子魚雷発射装置
    ※長距離センサーが壊れていても、エンタープライズのいるクォドラントの情報は必ずギャラクティックマップに表示されます。


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