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813、続813 |
アルセーヌ・ルパンのマイベスト。原題が異なるので正・続となっているが、上・下と考えた方がいい。
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モーリス・ルブラン |
2 |
虎の牙 |
ルブランが書いた普通の小説は、ジュール・ルナールに絶賛されたとか……。
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モーリス・ルブラン |
3 |
カリオストロ伯爵夫人 |
アルセーヌ・ルパンはオーギュスト・デュパンのもじりなので、リュパンが正しい。でもルパンが好き。
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モーリス・ルブラン |
4 |
Xの悲劇 |
パズラー(本格推理小説とか探偵小説と呼ばれるもの)のマイベスト。
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エラリー・クイーン |
5 |
Yの悲劇 |
しばしばミステリベスト1に選ばれた傑作。
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エラリー・クイーン |
6 |
オランダ靴の謎 |
国名シリーズのマイベスト(私だけに限らないだろうけど)。
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エラリー・クイーン |
7 |
エジプト十字架の謎 |
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エラリー・クイーン |
8 |
靴に棲む老婆 |
パズラーとしての評価は低いかも……。しかし、ミステリの枠を外せばクイーンのベストかもしれない。
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エラリー・クイーン |
9 |
僧正殺人事件 |
ヴァン・ダインのマイベスト。
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S.S.ヴァン・ダイン |
10 |
グリーン家殺人事件 |
これも、しばしばミステリベスト1に選ばれた傑作。
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S.S.ヴァン・ダイン |
11 |
皇帝の嗅ぎ煙草入れ |
カーのマイベスト。少しでもヒントめいたことを書くとネタばれになってしまうので、素晴らしいミスディレクションとだけ書いておこう。
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ジョン・ディクスン・カー |
12 |
火刑法廷 |
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ジョン・ディクスン・カー |
13 |
そして誰もいなくなった |
私に言わせれば、クリスティーはプロットとミスディレクションのみの作家だが、このプロットはすごい。
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アガサ・クリスティー |
14 |
ナイルに死す |
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アガサ・クリスティー |
15 |
黄色い部屋の謎 |
密室ものの金字塔。
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ガストン・ルルー |
16 |
赤毛のレドメイン家 |
江戸川乱歩が絶賛した傑作。
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イーデン・フィルポッツ |
17 |
矢の家 |
素晴らしい手がかり。読者は、それが手がかりであることすら気づかないかもしれない。
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A.E.W.メースン |
18 |
トレント最後の事件 |
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エドモンド・C.ベントリー |
19 |
野獣死すべし |
「アクロイド殺害事件」に挑戦した作品。と書いたからといってつまらなくなるような底の浅いものではない。
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ニコラス・ブレイク |
20 |
ヒルダよ眠れ |
ひょっとして、ハッピーエンドじゃないのでは?と心配したが……。
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アンドリュー・ガーヴ |
21 |
死の接吻 |
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アイラ・レヴィン |
22 |
はなれわざ |
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クリスチアナ・ブランド |
23 |
トライアル&エラー |
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アントニイ・バークリー |
24 |
レディにささげる殺人物語 |
「犯行以前」というタイトルの方がいいのに……。ペンネームもフランシス・アイルズの方が好き。
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アントニイ・バークリー |
25 |
二人の妻をもつ男 |
文学の香り高い傑作。
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パトリック・クェンティン |
26 |
すねた娘 |
ご存じペリー・メイスンもの。
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アール・S.ガードナー |
27 |
義眼殺人事件 |
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アール・S.ガードナー |
28 |
シンデレラの罠 |
「私は探偵で、証人で、被害者で、犯人なのです。私は4人全部なのです。」
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セバスチアン・ジャプリゾ |
29 |
わらの女 |
映画はつまらなかった。これは、ハッピーエンドにしてはいけない作品なのだ。
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カトリーヌ・アルレー |
30 |
血の収穫 |
原題は「赤い収穫」。黒沢明の「用心棒」、マカロニ・ウェスタンの「荒野の用心棒」、ブルース・ウィリスの「ラストマン・スタンディング」の原作。
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ダシール・ハメット |
31 |
獄門島 |
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横溝正史 |
32 |
七十五羽の烏 |
「名探偵復活」の必要性を説いた作者の実践作。
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都築道夫 |
33 |
虚無への供物 |
「××が犯人」というのは、かなり無理があるが、パズラーのおもしろさを再確認させてくれる傑作。
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中井英夫 |