テキスト→html変換ソフトの比較


 この文書は、テキスト形式で書いたものを、そのままathcで変換した結果です。変換後は全く手を加えていません(元のテキスト)。


比較表

 vectorからダウンロードしたテキスト→HTML変換ソフトと拙作athcおよびathcleの比較表です。


ソフト整形目次変換リンクD&D色設定速度価格
athc\1,000
athcle× 無料
WHTMLE× 無料
pko×× 無料
Txt2HTML××× 無料
BR_Plus×××× 無料
T2H×××× 無料
autohtml××××\1,000
txt2htm××××× 無料
txttohtm××××\4,000
htcpre×××× \600
BRplus×××××× 無料
Texthtml×××××× 無料
thtm121pre×××× \500
thtml10pre×××× \400
NC×××××× 無料
riddleskinActive Perlとhttpd(WWWサーバー)が必要
csv2htm「MSCOMCTL.OCX」がなくてエラーストップ

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見出し 意味
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整形 <br>付加以外の整形
 「pre」は<pre>〜</pre>を使っているもの(初めからそうとわかっているものは対象にしていない)
目次 目次作成機能。自動作成は困難。athcはテキストファイルに制御文字を加えることによって、autohtmlは見出し行をGUIで指定することによって実現している
変換 「&」「<」「>」「"」の変換、半角カタカナ→全角変換
 これは基本なので、対応していないものは事実上失格といっていい
リンク URLとメールアドレスの自動リンク
D&D ドラッグ&ドロップによる起動(これができれば、関連づけや送るメニューへの登録もできる)
色設定 色を指定する機能。◎は直接選択、○は色名選択、△は16進入力
速度 変換速度
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寸評

●Txt2HTML
何かいろいろ設定できて、いかにもWindowsソフトだけど、やや大げさすぎる気がする。
変換は、「ヴ」が「ウ゛」になる点以外は◎
すべての特定文字列を色づけする機能がある

●WHTMLE
けっこう、いろいろ設定できる。
半角カタカナは濁音・半濁音を1文字にしないし、「&」等にも非対応。URLは半自動リンクする
メールアドレスはリンクしない。
ダブルクリックによる起動に対応していないだけでなく、ドラッグ&ドロップに対応しているにも関わらず、直ちに変換しない。

●T2H
半角の「ヴ」や不正な濁点・半濁点があるとエラーストップする。それさえなければ変換については◎だが……

●pko
タブを4文字の全角スペースに変換
色設定は直接選択だが背景色しか設定できない
URLは自動リンクするが行末までをURLとみなしているらしい。

●autohtml
1つのテキストファイルを分割して目次を作るだけのソフト。
章・節等の指定は簡単
ワード文書にも対応しているらしい。

●thtm121
自動置換とその保存が可能。
どうやら、メールログのhtml化を意識して作ったらしい。

●txttohtm
テンプレート(html形式)を作成すれば、いろんなことができるようなので、決まった書式のテキストを大量にhtmlに変換する場合は便利だろう。ただし、あまり複雑なことはできそうにない。
タブは無条件に2文字の全角スペースに変換しているらしい。